37万本の森林を伐採するメガソーラー新設│鴨川太陽光発電所

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概要

鴨川市田原(池田)地区に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を新規建設する計画があります。

当地区は現在豊かな山林に覆われていますが、この開発により約37万本の樹木の伐採が予定されています。

森林伐採・造成面積は約150haで、 鴨川市全域の約1/75に相当します。

計算上、賀茂川の水源となる山林の3%以上が消失する計算になります。

事業者は「AS鴨川ソーラーパワー合同会社」。その当初の代表は「A-スタイル社」、現在の代表は「CES千葉合同会社」です。

影響範囲、施工予定図等

  • 一般に配布された資料をもとに、土木系一級建築士が作成。
    実物と多少異なる可能性がありますので、イメージとして捉えてください。

建設予定地

建設後の景観想像図

影響面積の試算

  • 一般に配布された資料をもとに、土木系一級建築士が作成。
    CAD計測による概算ですので、イメージとして捉えてください。

本事業における消失山林面積

鴨川太陽光発電所の事業面積

事業面積2.5㎢
うち、山林伐採面積1.5㎢

現在の賀茂川流域のデータ

賀茂川流域面積 82㎢
うち、山林面積48㎢

山林伐採面積 1.5㎢ ÷ 山林面積 48㎢ × 100 = 3.125
⇒ 賀茂川の水源となる山林の3%以上が消失する計算になります。

本事業における造成土砂の量

本事業において、1300万㎥の土砂を造成する予定です。

1300万㎥の土砂のイメージ

土砂量1,300万㎥は、たとえるなら鴨川の海を沖合500メートルまで、高さ約6.5メートルの土でびっしり埋め尽くすほどの量に相当します。

土砂量のイメージ。
鴨川湾を造成するわけではありません。
どれだけの土砂が造成されるかのイメージです。

事業規模

場所千葉県鴨川市田原地区、池田、旧鴨川有料道路の西側に沿って南北約3キロ×東西約1キロ
標高45メートルから260メートルに及ぶ急峻な丘陵地
面積事業地約250ha、森林伐採・造成面積約150ha
→ 鴨川市全域の約1/75の面積に相当
出力約100MW、パネル枚数約47万枚
伐採樹木約37万本
FIT認定のキロW時価格36円

事業体

事業名鴨川太陽光発電所
事業者AS鴨川ソーラーパワー合同会社
職務執行者:本間理志、業務執行社員:CES千葉合同会社
備考CES千葉合同会社の業務執行社員はCEISIEC合同会社。
その業務執行社員はNSC一般社団法人

FIT認定

現在(2025年)、FIT認定は「AS鴨川ソーラーパワー合同会社」(代表「CES千葉合同会社」)が所有。

36円/kwで20年買取保証

土地の所有者

調査中です。

参考サイト

鴨川の山と川と海を守る会
https://kamogawa-nature.com/

さらに詳しく知りたい方へ(より正確な情報の確認の問い合わせ先)

千葉県へのお問い合わせ先(太陽光発電関連)

  • 業務を害する問い合わせはくれぐれも控えてください

部署名:環境生活部 温暖化対策推進課 企画調整班

所在地・代表電話:千葉県千葉市中央区市場町1‑1、電話 043‑223‑2110(代表)

鴨川市へのお問い合わせ先(太陽光発電関連)

  • 業務を害する問い合わせはくれぐれも控えてください

部署名:市民福祉部 環境課 環境保全係

所在地:千葉県鴨川市横渚1450 2階

電話番号:04‑7093‑7838(平日)

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